認知症の方の行動に「徘徊」という言葉があります。
決してあてもなく、歩いているのではなく、
何か目的があっての行動です。
よくある理由に「家に帰る」というのがあります。
わたしの父親もよく言っておりました。
認知症の介護をされたことのない方には、
何のことだかわからないかもしれませんが、
彼らは何かを探して、誰かを探して
出かけてしまうのです。
そうして行方不明になってしまいます。
この名古屋市の「お帰り支援サポーター」
というのは、その行方不明になった方々を
一刻も早く見つけるという取り組みです。
行方不明になった方の特徴や、出かけた時の服装、
立ち寄りそうな場所などが、ご家族の依頼により
メールでサポーターに届きます。
約一日に一件~2件。
大人が皆サポーターだったら??
地域で認知症のケアができたら??
本人も、そしてご家族も、施設職員も
認知症の方を家に閉じ込めることなく、
安心して地域に出してあげれることでしょう。
こんなブログを書いていましたら、
一昨日12時に行方不明になった70代の男性が
8時間後に無事保護されましたと
たった今発見連絡メールが届きました。
2019年2月14日(木) 18:03 |
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介護
「認知症だけにはなりたくない。」
よく聞く話です。
お知り合いの先生が
お友達との会話の中でこのような話になった時
とても悲しくなるとおっしゃっていました。
なぜなら、
彼女のご主人は認知症を発症しているから。
わたしの父もそうでした。
『認知症』というのは、症状そのものであって
病気の名前ではありません。
年齢を重ねれば、脳も老いるでしょう。
特別なことではないと私は思います。
外出先でたまたま観たテレビのCM。
何度見ても笑みがこぼれます。
テディも素敵ですけど・・・
サイモン、男前すぎる!!
https://www.youtube.com/watch?v=tw7dI439sr8
2018年12月30日(日) 12:22 |
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介護
「どうせ作るなら、もっと早く作ればよかった」
こう言ったのは私の介護士仲間の一人。
心地よさが忘れられず購入。
先日CSシューズが仕上がりました。
私の周りには、スーパー介護士が(特に認知症専門)
大勢います。
施設での介護士時代の話をしながら
ゆっくり作らせていただきました。
夜寝てもらえないお年寄りに苦労をした夜勤も
かれこれ20年以上前のこと。
そんな彼女が最後に
「これ履いて寝たいわ~~~
下手な眠剤使うよりもよく眠れそうね(^’^)」
彼女ならではの一言です。
ちなみに当サロンでは、
「CSソックス、CSシューズは脱いで寝ましょう」
とアナウンスしております(^’^)
2018年12月26日(水) 08:42 |
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介護
よく『収入格差』と聞きますが、
わたしがこのお仕事をしていて思うのは、
『体力格差』
普段から運動をしている方としていない方が
極端なんですね~(^’^)
20歳過ぎれば筋力は落ちていきます。
30代40代が気が付かないのは、
まだ歩けるから。
50代、60代もまだ動けるから・・・
でもここからですね。
今までやってきた人と、そうでない人の差が
大きく開いてくるのは(-_-;)
この世代の方々は日本人口に占める割合が多いです。
わたしは本当に案じております(^-^;
足も脚も大切です。
スクワット生活始めましょ!
2018年10月17日(水) 19:34 |
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介護
名古屋市にある介護施設に、
月に一度、体操レクでお邪魔しております。
3ユニットある有料老人施設。
80歳以上の方が多いように思います。
私が施設に勤務していた20年前は、
70代が多かったような・・
だからなのか、
ADLの下がり具合が早いように感じます。
一ヶ月も経つと、椅子に座っていた方が車椅子に。
座位の取れていた方が、リクライニングの車椅子に・・・
介護施設での身体能力の維持向上はなく、
『お迎えが来るのを待つ場所』
になっているのかな・・・
私のお勤めしていた介護施設は
相談員が他の施設で見ることができない(いわゆる手に負えない)
方々を引き受ける方でしたので
それはそれは大変な思いをしましたが、
貴重な、なかなか体験のできない勉強をさせていただきました。
身体拘束が当たり前の時代。
抑制を外し、オムツを外し、車いすを外し、
そして胃ろうを外し・・・
それを看護師と現場の介護スタッフが協力して
お年寄りを元気にしていった。
そんな施設でしたね。
今の介護士さんって、そういう「楽しさ」を
感じられてるのかなって。
切り離してはいけません。
介護は生活の延長です。
2018年10月12日(金) 09:43 |
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介護
爪のケアは爪だけではなく、
足も皮膚も変化させます。
先週3回目のケアが終わりました。
ご家族が、「足が痛い」というお母様を
連れてご来店されたのがきっかけです。
一ヶ月前は、
こうしてみると、爪も足も元気になったことがわかります。
一回目のカットで痛みもなくなりました。
歩くのも痛かったでしょう。
靴を履くのも痛かったと思います。
そうなると歩くことがおっくうになり、
行動範囲も狭くなります。
ずっと我慢されていました。
年齢の高い方は情報がない為、
どうしたらよいのかわからないことが多いのです。
これは、わたしが爪のお仕事をするようになった理由でもあります。
介護士は介護をするだけがお仕事ではなく、
介護を必要としない人も作れること。
爪で歩行が変わります。
転倒リスクも減らせます。
「お母さん、足マッサージするよ」って、
足の爪、見せていただけるといいですね(^_-)-☆
2018年9月26日(水) 20:12 |
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介護
先日、お知り合いが首の手術をしました。
手術の理由は、
「手がしびれるから・・・」と。
生活に支障があるといえば特になし。
医者からは、
「その手のしびれは首からきている。
この先車椅子になるかもしれない。」
そう言われ、息子さんに手術をすすめられたと。
本人は「したくない」との思いだったが、
息子さんがやれといえば、それに反論はできない。
何故ならば、介護するのは息子さんだから。
医者から「車椅子になる」と言われれば、
普通の方なら「今手術しなければ・・」と思うだろう。
術後の本人に、手のしびれはどうかと聞けば、
「変わってない」と。
正しいか正しくないかは別として、
日常生活に支障がなければ、
もうちょっと考える時間があってもいいと思います。
2018年9月18日(火) 17:57 |
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介護